はじめてのおねしょ

4歳の長女が日曜日にソファーで昼寝をしていて、

おねしょをした。

4月に幼稚園に通いだして、

ようやくおむつが取れたのだから、

まあ仕方ないかと思った。

 

家族4人とも昼寝をしていて、

長女の隣で寝ていた嫁さんは驚いて起きたが、

僕は再び布団に戻った。

そのうち、長女が目を覚ましたが、

起きずにゴロゴロしている。

嫁さんが、早く起きて着替えようというが、

いくら言っても起きようとしない。

 

だんだん嫁さんの口調が厳しくなるので、

僕も起きだして長女の近くに寝転んだ。

「びっくりしちゃった?」

「(うなずく)」

 

 おしっこを漏らしたことも理解しているし、

濡れて気持ちが悪いけれど、

なぜそうなってしまったのか混乱していたのだろう。

嫁さんを責めてはいけないと思うし、

自分が得意になってもいけないと思うが、

親でもこどもの気持ちがわからないというのは、

忘れないようにしておきたい。

 

そんなときに、

小笠原舞さんという保育士の方のインタビューを、

名越康文さんが紹介(リツイート)していた。

世の中の親御さんを見て感じる不安や、

保育関連の取り組みに感じる違和感は、

自分だけが感じていたのではなかったのだと、

一方では安心し、一方ではやっぱりそうなのかと暗くなる。

 

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